昨日UEFI状態でUbuntuを起動できるようになりました。
続いて本日MSATAのSSDにWindows 10をインストールしたのですが、Ubuntu の起動時間が長くなるという問題が発生しました。今まで経験したことのない問題ですので早速ログを見てみます。
cat /var/log/syslog | grep timeout
を実行すると
Aug 17 19:42:15 X230 systemd[1]: dev-disk-by-uuid-243fcc0c-249d-4b6b-bed0-1ff861b49e2a.device: Job dev-disk-by-uuid-243fcc0c-249d-4b6b-bed0-1ff861b49e2a.device/start failed with result 'timeout'.
が見つかります。
そこで "Job dev-disk-by start failed with result timeout" で検索するといくつか同じような症状が見つかりました。結論から言えば
- /etc/fstab
- /etc/cyrptswap
に間違ったスワップ領域が登録されていることが問題となり、90秒ほどの遅延がおきていたのでした。
fstab(抜粋)は
/dev/mapper/cryptswap1 none swap sw 0 0
/dev/mapper/cryptswap2 none swap sw 0 0
cryptswapは
cryptswap1 UUID=243fcc0c-249d-4b6b-bed0-1ff861b49e2a /dev/urandom swap,offset=1024,cipher=aes-xts-plain64
cryptswap2 UUID=6ed6192f-b18a-4158-a0f7-5264e51058fe /dev/urandom swap,offset=1024,cipher=aes-xts-plain64
でした。
cryptswap1が怪しいですね。もともと勝手に作られていたswapも不要ですのでこれらはすべてコメントアウトしました。スワップパーティションも削除しています。
以上で起動時間の問題は解決しました。