例年、この時期はシクラメンの小鉢を買い求めています。
私が子供の頃はシクラメンというと大きな鉢に豪華な株が植わっていたものです。まぁ、本物は見たことありませんでしたけれどね。最近は品種改良が進んだというか、日本人向けなのでしょう、かわいらしいミニシクラメンが広く出回っています。なぜか小さいと安い。
主に白いシクラメンを買っていたのですが、今年は何の気まぐれかシクラメンを買わず、ハボタンを買いました。
ハボタン。小学生の頃、冬の花壇に植わっている植物と言えばパンジーとハボタンでした。子供心に何が良いのかさっぱりわからず、ものの本で調べると花では無く葉を観賞すると。何とまぁ、馬鹿馬鹿しいと思ったものです。
それから40年経って、どうやらようやくハボタンの良さがわかる年になったようです。
さて、そんなわけで今年はシクラメンの無い冬だったのですが、何の偶然かお世話になったか方が一鉢送ってくださいました。
フリルのシクラメンとは珍しい。賞を取ったカンパーナという品種だそうです。確かに開く前の姿が鐘のようですね。普通のシクラメンは開ききると花弁がピンと上に伸びて美しいのですが、この品種は開く前の姿をめでるようです。
さて、今年もサボりまくったまま年の瀬となりました。皆さん良いお年を。