リベラルな右翼

自分の政治的な立ち位置を考えるとき、「リベラルな右翼」かな、と感じています。
私は「自分の政治的立場はかくかくだから、この問題にはしかじかと考える」という行動をとりません。個々の問題について考えて、あるいは直感で判断を下します。むしろ私はそういった個々の判断の総体が私の政治的ポジションを決めていると考えています。判断はポジションを基準としていない以上、ぶれがあります。ある種の方から見れば変節漢と写るでしょう。
ところで、同様なポジションは左翼の中にありうるか、と考えたことがあります。10秒ほど考えて出てきた言葉が「全体主義的な左翼」だったのでげんなりしました。なんというか、国家社会主義を標榜する労働者の集まりとか、労働者による一党独裁とか、どこかで聞いたことがあります。
リベラルな右翼にしたって、「我々の言う通りにすれば貴方がたの生活も安泰だ」とはどこかの悪の組織が言いそうな物分かりのいい台詞です。ゆめゆめ、立ち位置に囚われることのないよう気をつけたいものです。

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