Skydriveで50MBの壁を破る

かつて乱立気味だったMicrosoftのネットストレージサービスは、Winndows Live SkyDriveに統合されつつあります。
同時に、各種のWindows Live機能がSkyDriveを利用するため、ここをハブとしたサービス群がうまい具合に構築されつつあります。たとえば、フォトビューアなどもそうですし、SkyDrive上のオフィス文書を編集できる機能などもそのサービスの一つです。
さて、そのSkyDrive、25GBまでデータを蓄積することができるのですが、一つのデータが50MBというきつい縛りがありました。普段動画など使わない私は50MBもあるファイルなどほとんど持っていませんので、これで困ることはまずありませんでした。が、一つだけ例外があります。VMイメージのやりとりでは苦労しました。
まれに、VMwareのイメージとして作り上げたUbuntuをシステムごと渡さなければならないことがあるのですが、その際、DVDに焼いて送ったり、USBメモリにコピーして送ったりしなければならなかったのです。一度分割してSkyDrive経由で送ろうとしたことがありましたが、あまりのファイルの数の多さに辟易したものです。受け取った側も結合に手間取るし。
さて、最近使い始めてなかなかご機嫌なWindows Live Meshですが、このサービス、ファイルサイズの上限に関する記述が無いことに気づきました。SkyDriveをハブとする場合には合計ファイルサイズの最大値は5GBに制限されています*1。しかし、個別のファイルサイズは明示されていません。そこで試してみました。
結果、Windows Live Meshの同期フォルダにおいた2GB弱のファイルは、何の問題もなくアップロードされました*2。途中、進捗ステータスが確認できないといった問題はありますが、遠隔地に大きなファイルを渡す場合には便利に使えることがわかりました。なかなかいいサービスです。

*1:25GBではない

*2:それなりに時間はかかる

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