まじめに答えるべきところだろうなぁ

皆さんいろいろご意見があるようですが。

その比較を見せてもらったときは鳥肌がたったわけで、偉大すぎるだろ、とびびっていたのだけれど、アナウンサーさんは変な研究、と言いたげに苦笑していて、しまいには「なんの役に立つんですか?」という自然科学でもっとも野暮な質問をしてしまっていた。

そもそも「何の役にたつのか」という質問をする背景には

  • 知的ギャップが大きすぎて理解できない
  • 関心が無い

などいろいろ理由があります。それに周りで見ている人がいるかいないかで然るべき対処が変わるので、聞かれた方にとってはとっさの対処に困る質問です。学会ならほのかに黒いジョークで返り討ちにするのもいいかもしれませんが、テレビとなると視聴者の大半はアナウンサー程度かそれ以下の知的レベルと思われるため、頭の悪さを笑い飛ばすという方法は筋が悪そうです。
結局、こういう時にうまい対応をとれるかどうかは、普段から自分の研究を同業ではない他者に広く伝えようとしているか否かが問われている気がします。と、少し黒いことを言ってみるテスト。
リンク先へのブックマークはすでにカオス状態で、「何の役に立つのか」という質問に対するメタ問答が始まっています。こっちのメタ問答こそ「何のやくにたつんですか?」ですよ。自分が人より頭がいいことを自分に納得するためにブックマークを使っている人の多いこと。

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