新型インフルエンザ雑感

やっぱりメキシコ風邪って呼んじゃいけないんですか?

弱毒性

新型インフルエンザはようやく弱毒性だと納得できるようになってきた世間では認識されているようです。
実のところ、まだ私は判断を横に置いています。一つはメキシコで大騒ぎしたときの患者数と死者数の比率が、他国と違うように思えることです。単に最初のころの統計がいい加減だったという見方も出来ます。インフルエンザが蔓延を始めてから征圧までの仮定を追うルポが出てくるかな。

シミュレーション

国内での感染が広がり始めていますが、本当に弱毒性だとしても少し様子を見て警戒レベルを下げるのを後にした方がいいんじゃないかと思います。だって、これが本当に弱毒性なら、近いうちに高い確率で来ると言われている強毒性のインフルエンザに対するいいシミュレーションになりますよね。行政とか医療の対応だけではなく、市民の公衆衛生に対する意識の低さなんかもここで明らかにすべきだと思います。東京や大阪は密度の高い公共交通システムで効率的にウイルス拡散を行うので、どの程度の拡散が起きるのかちゃんと見ておくのは有益です。

公衆衛生意識

公衆衛生と言えば、未だに咳をするときに口を押さえることすらしない馬鹿、失礼、育ちの悪い人が沢山います。こいつらと一緒にダーウィン淘汰を受けるのは嫌だなぁと、頭によぎる今日この頃です。親が馬鹿なら躾をしないのも不思議ではありませんが、テレビでも、普段から「風邪を引いた人の義務」としてのマスクやマナーを言わないんですよね。なぜでしょう。
数年前、同じ会社の人が、風邪を引いてゴホゴホ酷い咳をしているのが不愉快でたまらなかったので「マスクくらいしろ」と言ったのですが、「いやぁ、人にうつすと治りますから」と、死ななきゃ治らないような愚かな発言を笑いながらかましてくれました。その人の上司も横に居ながら黙っていたので、あほらしくなって注意するのもやめました。もう、その会社も辞めましたが。

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