Interface誌 5月号購入

帰国しました。
本屋でIF誌購入。早速特集を読みます。解説によれば今回のLPC2388基板はUSBから電源をとり、そのUSBポートに接続されたSlicon labs製のUSB-UART変換ICでシリアル通信をします。USBコネクタさえ接続すれば、TOPPERS/JSPのサンプル・アプリは動く模様。
ちょっと気になるのは、USBの5Vピンがオンチップ3.3Vレギュレータの入力に直結されていることです。この方法は、USBデバイスは500mAまでの電流をバスから引き出せますが、それはデバイスがUSBホストに正しく認識された場合のことです。認識される前は100mAまでしか引き出せません。もし、デバイスが100mA以上の電流を取り出そうとすると、ホストによっては+5Vの電圧を切るかもしれません*1。+5Vを切られたら、その先に進むことは出来なくなります。
FTDIのチップは最低価格のFT232Rでもこの辺は良くできていて、外部FETを使ってUSBが認識されるまでオンボード回路への電流を遮断できます。CP2101にはそんな機能は無いもよう。
LPC2388は72MHz動作+全ペリフェラルがアクティブの時に100mAを超えます。そんな使い方はしませんが、ペリフェラルを使わない場合でも70mA消費するため、外部ボードでも抱かそうしても、ほとんど電流余裕が無いことになります。アプリケーションの起動時に数秒停止して、大電流供給可能になるまで待つ必要があるかもしれません。

*1:このあたり、よくわからない

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