次は船だ

「もうイラネ」といわれては、救いの手が伸びて意外な用途で使われていたイリジウムですが、次のハードルがロシアだったとは。

米国の衛星携帯電話用通信衛星イリジウム」が10日、同じ軌道上にあった制御不能状態にあったロシアの衛星と衝突する事故を起こしていたことが明らかとなった。

予備衛星を打ち上げるので、長期的な障害はない模様。あと、特定地域で長期の障害が発生しないというのは、移動基地局の強みですね。それにしても予備衛星を打ち上げるほど経営状態に余裕があるとは意外です。
衛星の事故というと、大型衛星の陸地への墜落がポピュラーですね。オーストラリアに思い部品をばら撒いたスカイラブ、カナダに放射性物質をばら撒いたコスモス。
とうとう軌道上の衝突事故が起きたわけですが、次におきるレアな事故は衛星と商船の衝突ですかね。何のかんの言って漁船の漁場は大陸棚に集中しているし、衛星を落とすのは大洋と決まっています。すると、数から言って貨物船あたりにロシアの原子力偵察衛星の部品がヒットするってのが次におきうる事故でしょうか。
面積でいうと、米国空母なんてのはでっかい飛行甲板がいい標的なんですが、ヒットする前に迎撃しそう。

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