新春初笑い:アメリカ分割

アメリカって世界戦争に負ける予定でしたっけ?

アメリカの経済紙Wall Street Journalでちょっとした記事が話題を呼んでいる。その記事曰く「アメリカ合衆国は2010年に6つの国に分割する」というものだ。その予想を立てたのが、単なるSF小説家やアナーキストではなく、ロシアの重鎮的なアナリストであることも注目を集めている要素の一つとなっている

SF作家なめんな、という全世界の非知性読者SFを読まない人への抗議はひとまず置きますが。これで重鎮アナリストになれるなら、俺もロシアに旅立とうかと胸躍る記事です。金、鉄、石油、小麦、漁業資源という内国資源に恵まれた大陸国家ですよ。たしかにアメリカの凋落は著しいし、見方によっては世界の問題児になっている。けれど、膝を抱えて引きこもっても、3億人が1次産業に就けばそれなりに食っていけるのは間違いありません。これほど恵まれた天然資源を持っているからです。外国から売って加工して外国に売るという、子供が見ても近い将来破綻するモデルに頼っている日本とは訳が違う。資源を切り身にして売るってのはM&Aのやり口ですが、売らないで引きこもるっていう選択肢があるんですよ。大陸国家には。
それにしても、カリフォルニアが中国支配下ってあんた。それほど中国が強大になったら、間違いなく中ロで大規模衝突起きてるでしょ。あと、テキサス共和国がメキシコ支配下ってのは、西部劇とUFO番組の見過ぎだと思う。

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