それは恋ではありません

monamour555さんのエントリ。没入している時に

ああ,プログラミングに没入しているときのあの感覚か…と解釈した直後,文章が,

これは、恋をするのに似ています。

と続くのに気づき,極めて座りの悪い何かを感じた.似ていません.ひとりボケツッコミ

対象との一体感ってのは、ずいぶん昔プログラミングでご飯を食べていたときに何度か感じました。私の場合設計やコーディングではなく、デバッグの場合でしたが。コンピュータのたてる音で異常が分かる*1、とか、判読できない速度でスクリーンの上を流れるデータの澱みで正誤がわかるとか。
私自身は手のひらの上にその機械の感触が降りてくると同僚に言っていました。
ところで、大学時代の部活の恩師は「お前らは練習が足りない」とよく我々を叱っていました。寝ても冷めてもいじっていれば、ボールや道具や相手の体がどう動くか考えなくても分かるはずだと。いちいち考えないと分からないのは、対象をイジり足りないのだと。曰く
「女の体も同じやろうが」
と。
えー。ごほん。というわけで、私の経験と恩師の言葉から類推すると、それは恋ではありませんね*2。多分プレーボーイの境地です。お客様の中にプレイボーイはいらっしゃいますか?いらっしゃるなら、あっているかどうか教えてください。

*1:2001年宇宙の旅」で、HALが咳払いのような音を立てたあとに喋る要になったというシーンがある

*2:ま、monamourさんのそれはプログラミングで、私の場合はデバッグですが。ネタなんで勘弁してください

/* -----codeの行番号----- */