戸塚洋二氏が逝去

 基本粒子のニュートリノ観測により、素粒子物理学の分野で大きな業績をあげた東京大特別栄誉教授の戸塚洋二(とつか・ようじ)さんが10日、大腸がんで亡くなった。66歳だった。

小柴氏の仕事を引き継いでカミオカンデスーパーカミオカンデを指揮した戸塚氏がなくなられました。90年代の終わりごろに流れた「ニュートリノが質量を持つことを確認」というニュースを受けて、(ああ、仮説が結構大規模に書き換えられるな)と感じたのを覚えています。
確実にノーベル賞だと思っていただけに、悔やまれます。

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