仕事を好きになる方法

ここ数日、違和感バリバリで読んでいた質問。

違和感バリバリなのですが、質問者はそれぞれの回答に礼を述べており、真摯にこの問題と向き合おうとしているように思えます*1。じゃぁ違和感を感じたのはなんだったのかと言うことですが。
今思いついたのは「どうすれば好きになるか」じゃなくて、「何が面白いの?」ということです。「何が面白いの?」というのは「何も面白くないじゃない」の上の句(笑)として用いられることが多いので印象が悪いですが、本質的には対象の中に面白さを見出すほうが健全ですから正しい考え方です。
「私はプログラミングという仕事が嫌いです。ですから、好きになるよう私が変わります」より、「私はプログラミングとうい仕事が嫌いです。ですから、仕事の中に面白さを探します」じゃないでしょうか。一緒だという人もいるでしょうが。
膨大な研究に裏打ちされたきらびやかなアルゴリズム、短いながらもドラマチックな開発史、互いにしのぎを削る思想、現れては消えていく流行、おそらくは国連加盟国より多いプログラミング言語、数学のように緻密でありながら駄文にも詩にもなりうるプログラム、物を思い通りに動かす充実感。
心躍る分野だと思うんですけどねぇ。アセンブリプログラマなら話は別だろうけど。

*1:逆に言えば人力検索には痛々しい質問者が多すぎる

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