面白くて短くて完結しているマンガ

「半神」は野田秀樹演出の鬼気迫る舞台を見たことがあります。原作も読んでみようかな。
昼休みが残り30分しかありませんが、私が思いついたマンガを挙げてみます。

大日本天狗党絵詞 1 (アフタヌーンKC)

大日本天狗党絵詞 1 (アフタヌーンKC)

人々の前に姿を現し、自分達の国を作ると宣言する天狗。理想、オルグ、策謀、絶望うずまく天狗達の中で、見失った自分を追い求める少女が主人公。連載当時はその独特の絵に「なんじゃこりゃー」と思ったものですが、一度手を出してしまうと習慣性が高いです。作者はもっときりきり働いて作品をどんどん発表してください。
寄生獣(完全版)(1) (KCデラックス アフタヌーン)

寄生獣(完全版)(1) (KCデラックス アフタヌーン)

「大日本…」が自分とは何かを問う姿を描いた作品なら、こちらは「人間とは何か」を描いた作品。ただし、バケモノ視点で。
プラネテス(1) (モーニング KC)

プラネテス(1) (モーニング KC)

宇宙を描いた作品…ではなくて、舞台が宇宙。あくまで描かれるは人間です。それも、放浪する人間達。ある人はさまよい、ある人は走り疲れ、ある人は夢をあきらめず、ある人は淡々と。そんな放浪者達プラネテスの物語。
第一話のクライマックスは泣きそうになりました。
どらン猫(こ)小鉄 (アクション・コミックス)

どらン猫(こ)小鉄 (アクション・コミックス)

絶版ですが、「じゃりん子チエ」の外伝。チエちゃんちの居候猫「小鉄」が、九州のとある寂れた猫町を訪れたときのエピソード。荒れ果てたその町は対立する二つのヤクザ猫によって牛耳られていました。気まぐれで、二つのヤクザ猫一家をつぶそうとした小鉄は…。黒澤の「用心棒」へのオマージュ。すさみきって救いの無い雰囲気が本編と好対照です。
神聖モテモテ王国 1 (少年サンデーコミックス)

神聖モテモテ王国 1 (少年サンデーコミックス)

まったくモテナイ主人公(?)オンナスキーの前に現れた謎の生物ファーザー。子供の落書きにしか見えないファーザーがナオンにモテルために繰り出す怪作戦の数々が読者の脳みそをトロリとろけるチーズに変えます。時折挿入される明日が見えない歌の数々には、カットアップ的作品としてもっと高い評価を与えるべきだと、私は強く主張します。
ナオンと彼等だけの蜜あふれる約束の地にたどり着く日は来るのか?

/* -----codeの行番号----- */