スパムの不快な点

ちょっと前の携帯を買う買わないに関するエントリに対するトラックバック・スパム攻撃は一段落したようです。キーワードを変更したのが良かったのかもしれません。違うかもしれません。
スパムの一番不快な点は、相手が機械であることかもしれません。たとえばちょっと前にしつこくhatenadiaryに対応を求めたグループ・ダイアリーへのコメントスパムは、海外からの大量の書き込みが引き金でした。この書き込みは標的となったエントリに毎回大量のスパムを書き込むものです。毎日毎日書き込みは繰り返され、あっという間にエントリは膨大なスパムに埋まります。もし人間がやっているのなら、明らかに精神に異常をきたしています。しかし、相手は機械です。
ちょっとしたスクリプトを書いて、あるいは拾ってきて、相手に押し付けたい宣伝ページの一覧をセットし、あとはスタートボタンを押すだけ。スパムの送り主がやっていることは、多分この程度です。あとはスクリプトGoogleのランキングなり、はてなのキーワードを元に適当なエントリを探し出して、延々とスパムを送りつけるだけ。
腹が立つのは、こっちのエントリがスパムだらけにされている間、送り主は気分よく寝ているだろうことです。はてなのコメント削除には、「スパムコメントとして登録する」機能があるのに、TBにはありません。自分で相手のURLを抽出し、必要な部分だけ取り出して設定画面からブラックリストに登録しなければなりません。どうしてでしょう。なぜ、機械が荒らした痕を整理するために、ブログのオーナーが余計なひと手間をかけなければならないのでしょうか。なんかこう、スパムの整理をするたびに、ふつふつとはてなに対する怒りがあがってくるのですよ。荒らしているのはスパマーですが、労力を増やしているのは、はてなです。
はてなアイデアにはこの点を改善してほしいと、要望があがっており、すでに1000ポイントを突破しています。が、多くの要望同様放置されています。

/* -----codeの行番号----- */