数学的帰納法で、「人はご飯を無限に食べることができる」ことが証明*1されていました。
この命題は自然数 n をとても大きくしても成り立つので、ごはんを無限に食べられると言ってもよいと考えられます。
反証します。縛りとして「一時間以内に完食。健康を壊さない」という条件を追加します。
任意の体重wを持つ人に、質量wのご飯を用意します。このご飯の米粒の数をk個とします。ここで
- 人がk個の米粒からなるご飯を食べられないのは自明*2である。
- n個の米粒を食べられない人はn-1個の米粒からなるご飯を食べられない。
- n個の米粒を食べられない人はn+1個の米粒からなるご飯を食べられない。
- ゆえにすべての自然数Nについて、人はN個の米粒からなるご飯を食べられない。QED
つまり、人は一粒だってご飯を食べられないのです。ライスカレーなんか、とうてい食べられません。
いろいろ反論があると思いますが、昼ごはんを食べたばかりで眠いので却下します。