赤い月

出張先の社屋を出ると、東の空に赤い月がぽっかりと浮いていました。満月を3日ほど過ぎた月が欠け際を上にして浮いています。ふと、この形の月を見るのははじめてだなと考えました。
満月過ぎ三日の月を見るのは簡単です。寝る前に南東の空を見ればよろし。しかし、その月が東の空に浮いているのを見ようとすると、

  • 満月過ぎ三日の頃に
  • 夜9時ごろ表に出ていて
  • 東の空が開けていて

という条件が重なる必要があります。単に月を見ることに比べると数十倍条件が厳しくなります。
私の場合実家は東側に山があったので子供の頃に東の空の月を見るチャンスはなかったようです。高校、大学生の頃はどうでしょうか。部活で疲れて月なんか見てなかった気がします。上京してからは東京の狭さを実感するばかり。
ボストン時代は6時に帰っていたのでこの月は見れませんでしたね。
なんだかんだでなじみのない月でした。

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