Natural Kitchen

横浜のQueen's Isetanにできたお店です。名前がきにくわねぇ。Queen'sって、英国所有物ですか。
で、名前からして自然志向のお店のようですが、料理の配置が不自然です。ほとんどの人はお盆やお皿を左手に持って右手で料理を取るので、料理を置いたテーブルに向かって右から左に流れるのが自然です。そうすると、テーブルの一番右にメインの料理を置くべきなのです。パンとかサラダとか飲み物とかデザートはその左において、とりたい人が取ればヨロシ。
ところがなぜかこの店は一番右がデザートです。で、デザートを取っている人の後に列ができます。デザート取ってる人って、次のメインのお皿に進まない可能性高いから、ただでさえ並んでいる人は(ここでいいのかな)と思うわけです。そこにきて、店員が「列を待たずにお好きなところから取っていいですよ」と声をかけたりするので、お客さんがみな戸惑ってます
それから料理を挟むやつ*1が、皿に一つずつないのも皆さん戸惑ってます。全皿共通のようです。まぁ、病気になるわけじゃないしいいんですけどね。
さらに、料理のテーブルが厨房とくっついているのに、厨房から出される料理がいちいちお姉さんの手に渡ってテーブルに置かれるという不思議な仕組みになってます。そのため、厨房からお姉さんに渡されるときと、お姉さんがテーブルに置くときの計二回、客の列をぶった切ります。私の前の女性は切れ掛かってました。不快になるよなぁ。
あと、取り皿が皆浅いのはいいとして、切り方が大雑把な野菜があるのでこぼれやすいです。テーブルの横に小鳥を配置してくれると、こぼれた料理をきれいに食べてくれるのではないでしょうか。
料理もメインのものは数が少ないです。文句を言うほどではないのですが、数が少ない皿を二列に並べているのでそこに客が殺到します。なんだかなぁ。
料理は洋食です。和食も中華もありません。炭水化物はパンで、パスタもなし。ペンネはありましたが。
まとめると、列に並んでまでして入る店ではないです。「ミニビュッフェ」

昔第三次世界大戦モノの本で読んだ手法が使える

店内にビデオカメラを置いて混雑時の様子を撮影します。早回しで再生すると、客の流れがわかりやすいですよ。
つーか、この店の場合、大脳皮質を持った動物ならさっさと改善すべき点が多すぎます。みんな合理的になろうぜ。

ところでQueen's Isetanのフードコートは

便所の隣ですよ奥さん。きれいに飾った*2レンガ風の壁にどっかーんと便所の入り口があります。中は煌々と灯りが点いています。食べながら便所に出入りする人をかぶりつきで見る事ができます。
摂食と排泄。
両者がつりあっての健康だということをしみじみ教えてくれる場所です。

*1:トングと言うらしい

*2:つもりの

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