ウサギ小屋の理由

芦屋市の条例案

兵庫県芦屋市は4日、全国屈指の高級住宅街として知られる同市六麓荘(ろくろくそう)町(37.7ヘクタール)で新たに建物を建築する場合、敷地面積400平方メートル以上、高さ10メートル以下の一戸建てに限るとした「建築物の制限に関する条例」改正案を市議会に提出した。

一見、金持ちしか見ていない条例に見えますが、実のところ日本中こうであるべきなのです。400平方メートルなんてかわいいものです。私に言わせれば本来家とは1000平方メートルくらいの土地に建てるべきものです。現在都市部の一戸建てが過密なのは、住宅金融公庫が100平方メートルから融資したからです。100平方メートルなら金を借りて家を買えました。だから不動産屋が儲けのために100平方メートルまで細分化して売ったのです。
400平方メートル以下の土地の売買を禁止すれば、400平方メートルの土地の価格が適正化されていたわけで、芦屋の条例案は日本の都市全体に適用するならまっとうなものです。
もっとも、私は土地の公有化のほうを支持していますが。

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