月面

スカイポッドの操作にも慣れてきたので、月面に挑戦しました。満月を少し過ぎて東側が見ごろです。
約120倍で危機の海からはじめて南へと眺めました。ちょうどラングレヌス、ヴェンデリヌス、ペタヴィウス、フルネリウスと並んだ巨大クレーターがいずれも日暮れを迎えており、見ごたえがあります。ペタヴィウスは中央丘のぎざぎざが印象的でしたが、少し日没が進み気味で、底面の谷は見えませんでした。
レイタ谷はもう少し月齢が進むとよく見えるかもしれません。
スカイポッドの性能は上々です。ユーザー・インターフェースに難がありますが、架台としては観望用に十分な性能だと思えます。これまで100倍程度で月面をしっかり眺めようとするとどうしても視野を逃げていく天体とおっかけっこでした。特にこれまでの私の構成は可搬性偏重で剛性が足りなかったので、追尾して視界が落ち着く頃にはまた追尾のいたちごっこでした。
スカイポッドは当然のことながらクレーターがいつも視野に留まっているので、じっくりと腰をすえて眺める事ができます。
その代わり観望時間が延びるので腰が痛くなります。ああ、椅子がほしい。

/* -----codeの行番号----- */