金銭に関する過ちがあった場合

仮に顧客の一部から多く金銭をお金を受け取ってしまい、それを返金するとします。返金は正しい行いです。しかしながら、通知の仕方が正しくない場合、せっかくの正しい行いが奇妙な形になってしまいます。
最低このくらいは当然でしょうという指針を挙げてみると:

  • 返金が必要な顧客には「あなたへは返金されます」、返金が行われない顧客には「あなたからは適正な額だけ受け取りました」と、はっきり通知しなければならない
  • 通知は、会社として行わなければならない。社員の個人の名前で行ってはならない
  • 返金する場合はその額を明示しなければならない

といったところでしょうか。
なぜこんなことを書くかと言うとはてなから来たメールが上のすべてにおいて失格だったからです*1。その上タイトルは

はてなです】停電に伴うポイント引き落とし障害につきまして

軽いなぁ。全文を2度読みましたがはてなダイアリー日記で確認するまで、一種のフィッシングだろうという疑念を払うことができませんでした。顧客のお金にかかわることはそれ相当の重みを持った文書で通知すべきなのです。
メールの公開は差し控えますが、親しみを覚える会社と軽い会社は違うのだということを、特にベンチャー企業には知っていただきたいものです。

*1:蛇足だが、はてなダイアリー有料オプション引き落とし通知には、引き落とし額も残額も記載されていない。フォトライフにはあるのに

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