今でもhp電卓を使っています。手になじむというか、hp電卓は使い方のルールがめちゃめちゃに小さいので、お気楽計算だと実に使いやすいです。
とはいえ、私はこれは買いません。数あるhp電卓の中でも飛びぬけてスタイリッシュな10シリーズですが、12Cは財務計算用なので手元に置いても仕方ありません。10シリーズなら最高位機種の15Cをもう20年以上使っていますし。
リンク先のタイトルは微妙な表現になっていますが、これはHP-12Cの25周年を祝うモデルであって、hp電卓の25周年ではありません。hp電卓の歴史は40年近くあります。また、10シリーズ以前にはほとんど伝説的ともいえるHP-41Cがあります。
コンピュータ技術者専用だった、やはり伝説的な存在であるHP-16Cが再販されたら私は買うだろうと思います。hp電卓マニアを自称する人の多くがそうではないでしょうか。実際、技術者にはhp電卓愛好家が多く居ます。しかし、hpが12Cを再販すると言うことは、hpからみると自らの電卓を最も愛したのは財務市場のユーザーだったのでしょう。12Cは米国の財務関連試験で持込が許可された例外的な電卓だったそうです。そのため長年にわたって、この道を歩む人の必携品になったとの事。
