オカルトは好きなんですよ

コリン・ウィルソンとか読みましたねぇ。あの人も全部が全部オカルトってわけじゃなくて、情報に対する貪欲さのスペクトルの一端が、オカルトになってる。犯罪関係の本とか取り付かれたように読みましたよ。でも、「幽霊目撃証言の多くが水辺だ。したがって水脈に未知の力があるのは間違いない」とかいう飛躍がある。情報に対する貪欲さと、思考の進め方にあまりにもギャップがある。
そこがおもしろいんです。
オカルトも迷信も信じるのはかまわないんです。ただし、客観的事実、科学的事実として主張する前に、自分のなかでそれなりの手続きを踏みなさいってこと。味噌くそ一緒に科学を語るような人は、一事が万事そうだろうと思ってしまいます。

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