ちょっと鳥撮影用のカメラを調査。コリメート法限定。電光の参考に。
- 感度は高いほうがいい
- 感度が高いと手振れ、被写体ぶれが少なくなるのでいい。特にコリメート法は極端に焦点距離が伸びるので手ぶれにものすごく敏感になる。現在はFujifilmのF10が他をぶっちぎり(ISO1600)で離している。他社の高感度カメラはせいぜいISO400。たいてい最高感度のひとつ下くらいが実用限度。Coolpix2100はISO 100固定。
- スポーツモードかAvモードがほしい
- シャッター速度をなるべく短くしないとブレがおきる。A510にはスポーツモード、絞り優先モードがある。F10には何もない。Coolpix2100にはスポーツモードがある。
- 連写が出来るとうれしい
- たいていのカメラの連写機能はおまけでしかない。早くて秒2コマ。内部バッファがいっぱいになると停止。無駄にピクセル数が多いなら解像度を落とすのが吉。
- テレコンバーターなどを取り付けるネジがきってあるほうがよい
- ないならば台座が必要。A510はきってある。Coolpix2100にはない。
- SDカードかCFカードがいい
- F10はxDカード。ちょっとしたハンディ。
- レリースのネジ穴があるといい
- そんなコンパクトデジカメはない。レリース穴をなくして得したユーザーはいるのか。
- 単三電池が使えたほうがいい
- 出先で電池切れがおきたらどうする。今余裕でも電池はへたる。A510は使える。F10は使えない。Coolpix2100は使える。
- EVFだとよい
- 明るいところで後面液晶でピントを出すのはつらい。A510もF10もCoolpixもEVFではない。
その他、デジスコを使い倒している人はCoolpix7900が多い。たぶんレンズ以外にとりえはないが、その点が大きいらしい。Lumix LS1/2はISO 100以外では画質が悪いという声がある。Cybershot W2という声もあるが、MSは使いたくない。
デジカメのコリメート法は、本体のレンズに比較してスコープ側の対物径が圧倒的に大きいため、合成Fが極めて小さくなる。ただし、本体のFより小さくはならない。たぶん。
ケラレを防ぐにはアイレリーフの長い接眼レンズを選ぶ。
Coolpix2100での試算
本体はf4.7:F2.6, f14.1:F4.7
スコープ | ワイド端(35mm換算) | テレ端(35mm換算) |
---|---|---|
25mm径 x8 | f288mm F2.6 | f864mm F4.7 |
60mm径 x15 | f540mm F2.6 | f1620mm F4.7 |
60mm径 x20 | f720mm F2.6 | f2160mm F4.7 |
60mm径 x30 | f1080mm F2.6 | f3240mm F7 |
ほとんどの場合カメラがFを決めているが、60mm 30倍のスコープでは、スコープ側がFを決めている。60mm径のスコープなら20倍までは暗くならない。