はてなマップを流していたら、携帯電話で撮影したと思われる写真が住宅地に表示されていました。おそらく意図しない関連付けでしょう。
我々はネット上に物を書くとき、「読者が『この人はどこに住んでいるのだろう』と考え始めても大丈夫なよう注意しなさい」と、常々警告されています。ですから、文章に気を使うわけです。しかし、無意識に「Blogから住所がばれる」ということだけに気を使っていたのではないでしょうか。
はてなマップはその逆がありうることを示しています。「ここに住んでいるのはどんな人間なんだ？」と悪意を持った人が考えたとき、もし、その対象がはてなユーザーであれば、不注意によって「住所からBlogがばれる」ということがあります。匿名で書いているつもりのことが、おそらくは悪意を持った監視者にどっと流れ出すわけです。
はてなフォトライフのカテゴリ機能はずいぶん前から提案されているわけですが*1、カテゴリごとに位置情報の公開/非公開を決められるようにするなどの対策が早急に必要だと感じます。
いや、まぁ自己責任ですけどね。楽しいことってリスクと背中合わせですね。
