世間ではアメリカ合衆国の独立記念花火彗星探査船、ディープインパクト*1の話で持ちきりですが、私の頭はこの秋小惑星itokawaに到着するはやぶさのことでいっぱいです*2。
月刊「天文ガイド」6月号の連載によれば、目標天体までは残すところ地球-月距離の半分程度との事です。
はやぶさは原子力電池を持っていません。しかも小型衛星なので太陽電池面積に強い制限があり、大出力送信機や大型のアンテナを搭載していません。いきおい、データ伝送には強い制限がつきますが、現在太陽から離れたところに居るため、太陽電池の電力が低下しているとの事。当然織り込み済みの話ですが、非常に低速の通信回線によって動作をモニターしているそうです。
同じはやぶさでも、こっちのほうが足が速いかもしれません。