ハードルは上がっていく

id:KEN_NAITOさん経由

あまりにもアバウトではないでしょうか、このレシートは・・・

別に突っ込みでも皮肉でもなく、見た瞬間に店主に同情しました。このリンク先のページを書いた方は、このお店を

ここはとても料理がおいしく、その日は麻婆豆腐などの食べ物を12皿、お酒などの飲み物を5杯ほど注文しました。

と紹介しています。量からいって複数で行ったのでしょう。味も申し分なく、みんなで行きたくなるような中華料理店です。まじめに商売やっているわけですよ。ところが、レシートがアバウトだというそれだけで笑われています。
POSだなんだと導入して経営の数値化をやるのがいまどきの方法論ですが、中華料理屋の仕事は中華料理を作ることなわけで、会計用の機械なんぞ正しく金額が計算できればそれでいいわけです。
高級なレジを買って何とかしようとしたのが挫折したのか、あるいは、その店に必要なもっと簡単な機械がなかったのかは知る由もありません。しかしだんだん世の中のハードルが高くなってるなと思った次第。
ふと、以前の同僚が「Linuxが普及すると困る」と苦笑していたのを思い出しました。

今日、電車でEXCELの入門書を読んでいるおじさんを見てふと思ったんですけどね。僕たちだって今ここでMicrosoftがつぶれるとあのおじさんと同じように、若いやつに笑われながらLinuxの教科書を読まないといけないわけですよ。こりゃMicrosoftにがんばってもらわないとまずいなって思いましたよ。

自分の手持ちの技術と顧客がほしがっているもののギャップが広がるのを見て憂鬱になる今日この頃です。

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