原典?

あれこれ調べた…といってもgoogleで検索しただけですが…結果、どうやら一時情報源はこの本の著者のようです。

木材は環境と健康を守る (木材を生かすシリーズ)

木材は環境と健康を守る (木材を生かすシリーズ)

で、この本の中で実験について述べているとか。買っちゃうのが早いかな。興味本位で買うには少し高いですが。図書館を活用するのが吉ですか。私の中では「マウスから奪われる体温で生存率が左右された」ということになりつつありますが結論を出すには、やはり原典に近づかなければなりません。そちらはこれのようです。

伊藤晴康 他:静岡大学農学部研究報告 No.36,P51(1986)

仮に体温が原因である場合、この実験が示唆するのは「重要なのは断熱効果」ということになりますので建材は木である必要はないことになります。たとえば鉄の表面に発泡スチロールを貼り付ければ、木より優れた建材ということになりかねません。そんな家にはすみたくないですが。
上のリンクの中で「コンクリの家は建築時に木の家の30倍の二酸化炭素云々」という話が出てきます。もっともらしく聞こえますが、コンクリの家、とくに集合住宅は木造一軒家より断熱効果が高いですから冷暖房による二酸化炭素は下がりはしませんか?
「結果がどうあってほしいか」という立場を排した判断が出来るようになりたいものです。
(追記:明日に続きますhttp://d.hatena.ne.jp/suikan/20050426

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