ここ数日、はしゃいだせいかid:akuninさんがダウンロードを始めたほか、id:zizyさんも興味をお持ちのようです。お勧めついでにいくつか情報を載せておきます*1。
キャッシュ容量
このソフトには基本データしか入っていません。地表の拡大データは毎回自動的にダウンロードして使います。ダウンロードしたデータはディスクにキャッシュ(一時保管)されます。
このキャッシュの増え方がすごい!私はインストールして一週間経っていませんが、あっという間に1GBを超えていました。デフォルトの最大容量は2GBだそうです。
キャッシュの削除
キャッシュの位置がWindowsの標準ではないため、ディスク・クリーンアップが使えません(-_-)。しかし手作業でキャッシュを削除できます。キャッシュはCacheサブフォルダにあります。私の場合は
C:\Program Files\NASA\World Wind 1.3\Cache
がキャッシュ・フォルダです。World Windを終了してからこのフォルダの中身を全部ゴミ箱に放り込めば作業は完了です。人によってはWindowsから「ゴミ箱に入りきりません」と警告がでますが、その場合は全部消すよう指示してください。
キャッシュ容量の変更
キャッシュの容量は変更できます。WorldWind.exe.configファイルをテキストエディタ*2で開きます。私の場合、このファイルは
C:\Program Files\NASA\World Wind 1.3\WorldWind.exe.config
にあります。開いたら
key="CacheSizeMegabytes" value="2000"
という部分を探してください。このvalue=の後ろのダブルクォートの中の数字がキャッシュ容量です。単位はMBですので、デフォルトが2000MB=2GBとわかります。この数字を変更して保存してください。
キャッシュ位置の変更
同じくWorldWind.exe.configを開き、
key="CacheDirectory" value="Cache"
のValue=以下を書き換えればキャッシュ・フォルダの位置を変更できます。私はバックアップをとらないボリュームに変更しましたが、自分がやっている作業の意味がわからない人にはこの変更はお勧めできません。
変更が終わったら
- WorldWind.exe.configを保存し、
- 現在のキャッシュフォルダの中身を削除して
- 新しいキャッシュフォルダを作成します
これで終わりです。
*1:http://developer.sub.jp/devlogs/arcs/article/2005/03/arc20050312_1918.php等を参考にしました
*2:ノートパッドでもOK