タモリや中島みゆきの意思表明に対してナイナイの岡村がオールナイトニッポンで批判的な発言をしたことが一部で評価されています。取り上げているのはにちゃんねるやBlog。一方、既存メディアはスポーツ新聞まで含めて黙殺した模様です*1。
にちゃんねるに掲載された聞き書きがあちこちにコピペで広がっているようですが、元のスレッドがどこかはわかりませんでした。私が読んだのはすぐに消えそうで悲しいほどささやかな光 - 怠惰日和にコピペされている文です。
さて、この件あれこれBlogのねたに事欠きませんが、夜になって頭痛がしてきたので書く気が落ちてきました。基本的にどうでもいいことですので(笑)。
以下思ったことを要約します。
堀江貴史のメディア
id:squekerさんよりトラックバック id:squeaker:20050324
新聞に限らずいろいろなものを読んだり情報を摂取したりするのは、「今まで自分が知らなかったことを知ることができるから」という面が大きいのではないかね?
私もそういう点を楽しんで本を読みますが、その立場からすると堀江氏の拝金主義が描くメディアは限りなく雑音に近いものです。彼の描くメディアにはまったく魅力を感じません。彼もそんな魅力は感じてほしいと思っていないのははっきりしています。百才あって一誠なし。
中島みゆきやタモリは何年ラジオとかかわったのか
「経営者が変わってもこの番組を続けられる限り、リスナーの皆さんに声を届けたいと考えています」という浪花節こそが、日本人の気持ちをぐっと鷲掴みにします。そうじゃなくてスパッと横を向いたあたり、この二人が視聴者にどういう気持ちで対してきたかを表してますよ。ラジオってのは視聴者との距離が一番近いメディアのひとつなんですがね。
この点については昨日なかをさんからいただいたコメントがまた鮮やかな切り口を見せてくれています。
マスメディアの「うまみ」を熟知して,それに乗っかって生活しいるタモリや中島みゆきの言い分も,分からなくは無いのですが……。
*1:追記、26日付けの一部スポーツ紙で取り上げられた模様