デジカメ人気に乗ってあちこちで巨大建築物写真を見ます。大きなものが見せる独特の景観をどう切り取れるかが腕の見せ所のようです。会社の近所に再開発*1によってにょきにょき高層ビルが生えてきましたが、開発当初からデジカメ持っていたら、週代わりで景観をアップデートできたことでしょう。私もその手の眺めは嫌いじゃないので。
そりゃそうと、独身時代あちこちの原発を巡っていたのを思い出したのでその一枚。まずは東海村。
東海原子力発電所は商業性よりも日本の原子力発電開発に重きを置いているため、電力会社ではなく日本原子力発電が運営しています。奥に見える一号機は日本初の商用原子力発電所で、黒鉛減速、ガス冷却という素人目にはあまりうれしくない構成です。すでに廃炉になりましたが、この写真のころは現役でした。手前は二号機で沸騰水型の110万キロワット級原発です。
一号機二号機と書きましたが、日本原子力発電によれば東海発電所、東海第二発電所というのが正しい名前のようです。
原子力発電所はその施設の性格上、大きさを実感できるほど近くによることはできません*2。が、たいてい施設を一望できる場所に一般向けの広報施設があり、そこからたやすく写真をとることができます。