馬鹿話

魚類の尾びれは垂直ですが、海生哺乳類の尾びれは水平です。これは魚類の尾びれが脊椎の先端についているのに対して海生哺乳類のそれは足が変形したものだからです。魚類は体をくねらせて泳ぐのでその延長にある尾びれも左右に動き、形として垂直となるのは自然です。
それに対して海生哺乳類はいったん地上で進化した哺乳類が海に戻ったものです。そのとき、足が変形して尾びれになりました。足は前後に動きますからそれが尾びれになったときに上下動を行い、尾びれ自身が水平に進化したのもわかります。
さて。
進化の気まぐれによってはバタ足の鯨なんてのが現れていたかもしれません。妙に生々しくて想像するのもいやですが。

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