久々に言葉に詰まるお店です。実はNewportの地球の歩き方に紹介されていた店でかなりずっこけたのですが、こちらのTsunamiはネットで割りと評判がよかっただけに戸惑ってしまいました。
叩くほどひどいかというとそうではないのですが、成績不振のプロ野球選手を「自主トレ期間に走りこまないとこういうことになります。基礎ですよ、基礎」とえらそうに言い放つ野球評論家はこういう気分かもしれないと思っています。
できてない基礎の一覧
- 店に入ると金髪のウェイトレスが近寄ってくる。「二人？うーん、そうね。好きなところ座って」といって客を置き去り、。
- しょうゆ差しがべたべたする。
- 先週終わったAIDS WALKのチラシがまだ束になって店内においてある。他のチラシ類も雑然と置いてある。
- 飾り付けのこいのぼりが汚れている。
- メニューが汚い。しみだらけ。
- メニューに黒線がいっぱい引いてある。戦争に負けたのかと思った。
- "Today's Special"のネギトロ巻を頼んだら、「今日はトロはありません」といわれた。嫁は精神的な打撃を受けたため、一時的に英語能力が著しく低下。
- 嫁が「アイス・グリーンティー」を頼んだら、無いといわれた。これは仕方ない。熱いお茶に氷を入れてくれたのはいいが、出てきたときにはすでに氷は融けており、ぬるいお茶だった。
- 厨房。一人は白衣だが、一人はTシャツにキャップ。ラッパーか？
- どこかの店の人らしきおっちゃんと金髪ウェイトレスがそれは楽しそうに談笑。おいおい、板さんまで加わるか？チェックしてもらうまでじーっと見ていた、結局別の客が入ってくるまでこちらのほうには視線すら向けてくれなかった。
素材はまともです。素材はまとも。ボストンは世界有数の漁場に面していますから、素材が悪かったら犯罪でしょう。叩くほどじゃないけど私はもう行きません。ひねった創作寿司の前に店舗経営の基本を抑えましょう。
日本人は「一事が万事」と考えますよ。
