社内Weblog

社内/会社間weblog/wikiをやろうと思っているのですが、この辺の話はもう当たり前なのですね。ただ、いくら「技術文書を書け、書いたら外に公開しろ」とやかましく言っている私でも、社内から社会に対して実名でblogを書くという考えには腰がひいてしまいます。マイクロソフトでblogを書いているカッコイイ例が紹介しされていますが、それって本社なり何なりに認められた公認機関でしょう。本社から遠く離れた、異国でそれをやる度胸がこの人たちにあるかどうか聞いてみたいところです。
日本支社など一部を除けばたかがセールスオフィスです。本社に対してフィードバック機能などあるわけがありません*1。フィードバックをもらってもそれを効果的にいかす機能がないとき、フィードバックを受け取るのは危険だと感じてしまいます。正直な気持ちです。
一方で、顧客に対しては常に十分以上な技術情報を与えなければなりません。結局、フィードバックを拒否する情報供与ばかりが行われることになります。変な話ですが、その意味で「日本企業こそblogを」というのはこれ以上ないほど優れた対外資系企業戦略といえます。

*1:インテルですらそうです。その証拠にインテルのポータブル戦略は最先端の日本を無視する形でマーケティングが進められました。それは日本市場向けの製品が云々という意味ではなく、日本で確立していたノートPCのカテゴリ用語が完全に無視されたということです

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