陸自久留米駐屯地に男が車で侵入、隊員はねられ3人死傷

自衛隊の門の警備というのは、自衛隊自身の存在の高度に危うい政治性、社会性および日本の狭さのためにものすごく難しい問題をはらんでいます。諸外国ならば基地を郊外に作ればすみます。しかし日本の場合駐屯地を作ることの出来るような場所は貴重な森林であるか、あるいは平地でればすぐに周りが住宅地になってしまいます。一方で自衛隊の立場の特殊性が門を閉じるということの意味を不必要に重くしています。
こういう問題はたった一人異常者が現れるだけで事態が動いてしまうわけで、結局は自衛隊の門は通常閉鎖ということになるのでしょう。
つまらない問題の犠牲になった隊員とその遺族にはかける言葉もありませんが、ご冥福をお祈りします。

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