新聞よどこへ行く

id:ivey2050さんのWhy Not?に新聞について面白い考察がありました。もともとはKEN-G533さんのInternet世論とテレビ新聞世論を受けての話です。

KEN-G533さんの「メディアによる世論操作が出来なくなってしまった今、メディアはどうするのか」という話なのですが、

私事ですが、新聞は当面買いません。単に経済上の問題です。でもネットはします。こういう意識が全世代にいきわたったとき、どうするんだろ?新聞は?(まあこれはビジネス戦略上の課題ですが)

に関しては、私もすでにその状態です。
さて、新聞を取り巻く環境はきわめて健全であるというのが私の見方です。10年ほど前までは新聞やテレビといったメディア・カルテルによる世論操作が効いていたのですが、これは新聞のビジネスモデルにとって健全であっても社会にとっては不健全です。カルテルが敵視されるのは自由競争による自浄作用、平衡化が効かないためです。現代の新聞はネット上の情報や意見と比較されることによって厳しい競争にさらされているわけで、これでものすごく低かった日本の新聞の質が向上すれば新聞社にも国民にも朗報です。無論、質が向上しない新聞は消え去るでしょうが、私は困りませんから消えてください。
いろいろ考えるところはあるのですが、全国紙なんて売り上げが多いだけで何の信用もないわけです。それに気づかないとだめでしょう。

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