20時過ぎに電話。5分以上待ったあとに接続され、再度事情説明。「30分以内に空港担当者から連絡させます」。本当だな、と思うまもなく即コールバック。そしてついに真相が明らかに。
「昨晩8:15にコンシェルジェに預けました」
バカだお前たちは
- なぜ配達したときに連絡しない
- 何のために電話番号を書かせた
- 大体俺はその時間に部屋にいたぞ
- そもそも誰がコンシェルジェに預けろなんて言った
- 今朝電話したときにどうして折り返しそう伝えなかったのか
- ユナイテッドが配送業者の電話番号を教えればすぐ済んだことじゃないか
- コンシェルジェもコンシェルジェだ。紙切れ一枚ドアの下から入れてくれてもいいじゃないか
渦巻く怒りを押さえつけながらいつ行っても私用電話中のコンシェルジェに直行しました。もちろん今回も奥で私用電話をしていますが、ノックで無理やり呼び出します。
「XXX号室の住人ですが私の荷物届いていませんか?」
「XYXZ#=&%'/*」
「???」
いきなりまくし立てる黒人のおばちゃん。いったい預かっているの?いないの?YES/NOで済む答えになにをまくし立ててるの?
私は根っからの技術者なのか、こういう話の筋から極端に逸脱する人が非常に苦手です。私の人生における向上心とは、半分以上こういった非論理的な人から逃走するための生活努力といっても過言ではありません*1。
こういうときは家人のほうが遥かに豪胆です。
「そんなことは言ってない!」
おばちゃんは「業者が『あなたにここに預けろといわれた』 と言っていたの」といきなり言い訳をかましていたのです。
「あんたを責めている訳じゃない*2。荷物はどこ?」
こういうわけでようやく私たち夫婦は仕事の質が悪くて気の利かないアメリカ人達から荷物を取り返すことが出来たのでした。