PC用のプラネタリウムソフトにはいろいろあります。昨晩からチョコチョコさわってみました。
- つるちゃんのプラネタリウム
- フリーウェア版とシェアウェア版があります。「今日は何座が見えるかな」といった程度ならこれのフリーウェア版で十分楽しめます。作者はこのプラネタリウムソフトを作る過程をつづった「つるちゃんのプラネタリウム」を出版されていますが、途中で「家が火事にあった」などという恐るべき強制イベント(?)もあって、本のほうも十分楽しめます。いや、火事が楽しいって意味じゃなくて。http://homepage2.nifty.com/turupura/
- Stella Navigator
- おそらく日本語対応の商用ソフトでは一番人気です。星座の絵がちょっとくどいですが、何しろ機能がテンコ盛りでそういった点を圧倒してしまっています。日食、月食は言うに及ばず過去未来の水星の太陽面通過などというイベントまで再現できます。Hallo Northern sky が苦手な埋め込み画像の表示もさらりとこなすあたりはさすが。http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav6/index-j.html
- The Sky
- Stella Navigatorのライバルのはずですがぱっとしません。日本語化されています。http://www.temmon.net/software/the-sky.html
- Hallo Nothern sky
- 海外のフリーソフトです。日本語化はされていません。そのうち誰かやるでしょう。このソフトの一番のポイントはデータベースを追加できることです。Stella Navigatorはヒッパルコス星表を元にした10万程度の星を表示しますが、HNSKYは天井知らずです。400万個のデータベースで表示した人もいるようです。私は100万個のデータベースで表示してみましたが拡大するとどんどん細かい星が表示されて圧倒されます。ただし星雲など埋め込み画像の表示はものすごく低速です。http://www.hnsky.org/software.htm#hnsky
普通に観測の準備に使うのならHNSKYで十分だと思われます。