面接予約

すでにちらっと書きましたが米国大使館に面接予約を行いました。面接予約はプッシュホン予約です。旧世界の産物。ああ、頭がくらくらする。来年から米国にB-1 visaで入国する人はバイオ・メトリックス情報を採取されるそうですが、そんなハイテクを導入する前にWEB予約でも導入してもらえないでしょうか。
予約には次のものが必要です。

  • パスポート
  • ファックス付き電話
  • クレジットカード

予約はファックス付き電話から電話をかけて行います。ものすごく長い説明を聞きながら操作を続けていき、クレジットカード番号を打ち込んで希望日を設定します。パスポート番号は面接当日の本人確認の為のもので、パスポート番号を電話から打ち込みます。全部終ったら最後に予約票が送られてきます。ところが、このシステムには間違いがあって、人によっては罠にかかってしまいます。
大使館の案内などを読むと「ファックス付き電話から予約して、その場で予約票を受信する」となっていますし、音声案内でもそう言っています。しかしながら、このシステムはそうなっていません。音声案内にしたがって手動で入力したファックス付き電話の電話番号に対して、あとからファックスを送ってくるのです。つまり、予約のあと電話を切らなければなりません。と、いうことはそもそも最初の電話は普通の電話機でかまわないのです。
ところが全部入力して作業が完了し、クレジットカードに対する課金が終ると次のようなメッセージが流れます。
「発振音が鳴ったらファックスのスタートボタンを押してお待ちください。発振音が流れるまでしばらく時間がかかります。」
そうです、この時点でメッセージは「電話を切るな、今からファックスを送るから」といっているのです。では、発振音のあとスタートボタンを押して待っていると何がおきるのでしょうか。何も起きません。無音のまましばらく時間がたっていきなり電話を切られます。これは純粋にシステムの欠陥で、ファックスをよく知っている人ほど慌ててしまいます。
さて、このあとあなたが何をしていいのか途方にくれるタイプであるなら問題はありません。しばらくするとファックスが送られてて万事OKです。しかし即座に再ダイアルしながら対策を考えるような、時間を大事にするタイプならば残念ながら上に挙げたような幸運は期待できません。アメリカ大使館は、

  • 手続きに対する苦情受付ダイヤル無し。
  • オペレーター通話も有料。しかも苦情受け付けではないからお金だけ取られてきられる可能性あり。
  • 二重予約禁止。

です。どうしようもありません。私ですか?二重予約しました。他に手がないですもん。当日どうなるかお楽しみであります。

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