Dimage A1の弱点

今年一番気になっていたデジカメ、Dimage A1ですが、感度を高めたときの雑音の大きさが批判されています。今頃になってなぜ熱雑音が大きいのか気づきました。このカメラ、手ぶれ防止のためにCCDをつっています。そのため、CCDの見かけの比熱が小さすぎるのがたぶん原因です。普通ICを実装するときにはグラウンドをヒートシンクに見立てて放熱します。しかし、A1の場合はCCDを動かすために宙吊りにせざるをえず、結果的にCCDから周囲への熱抵抗が大幅に大きくなっていると思われます。
これが原因でCCD温度が上がり、熱雑音が増えたのでしょう。グラウンドが弱いのなら信号に混入する雑音も増えている可能性があります。
勝手な推論ですが事実なら改善は難しいでしょうね。

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