心拍数モニタの無線プロトコル

心拍数モニタ(HRM)の無線プロトコルについて調べたのでメモしておきます。

心拍数モニタの無線プロトコルは心拍数センサーとモニター装置の間の通信に使われます。腕時計型モニタの場合はセンサー内蔵型が多いため無線プロトコルがないものもあるかもしれません。

しかし、胸に巻くタイプのセンサーでは一般に無線プロトコルでモニターまでデータを飛ばします。

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スピンバイクのこぎ方

2月の脚の手術の痕、3月からスピンバイク漕ぎを再開しました。これまでのところ、体重は6kg強落とせています。一時期とどまっていた体重低下ですが、最近こぎ方を変えて急に下降傾向にかわってきました。

脚の調子が悪くなってから、いろいろ理由を付けてトレーニングをさぼっていたころもあり、2月の手術の時にはさすがの私も

(太りすぎだろ)

とうんざりするような状態でした。3月からスピンバイクを再開、4月から本格的にこぎ始めて2か月ほどは順調に下がりましたが、4kg程度落ちたところで足踏みが続きます。

この状態を打破するためにいくつか考えたことがあります。その中に、

「スピンバイクは脚の負荷のほうが心肺の負荷より大きい」

というものがありました。例えば、ランニングの場合は速く走ると先に息が切れます。ところが、スピンバイクの場合先に足が重くなります。

体重低下が運動不足から来ているのなら、この辺を改善すればいいように思えます。運動量を上げるには、脚の負荷をあまり上げずに心拍数が増えるような運動をすればいいことになります。

ハムストリングでこぐ

ぼんやりこいでいると太ももの前の筋肉、つまり大腿四頭筋ばかりでこぐようになります。そこで意識して太ももの後ろの筋肉(ハムストリング)を使ってこぐようにしています。この結果、ペダル一周の間の力をかけている区間が増えますので心拍数がやや上がります。

体にひねりを加える

8月ごろには太もももすっかりしまった感じになり、ズボンの腹回りも緩んでまずまずの状態でした。が、どうも状態の脂肪のつき方、とくに腹回りが目に余ります。いろいろ考えた結果

(やはり状態を動かしていないことが問題ではないか)

という結論に達しました。そこで9月からは体にひねりを入れています。ひねりを入れるといっても、スピンバイクの上ですからそんなに大げさなことはできません。脚に合わせて体を軽くひねる程度です。ところがこれが効きます。

そのころはスピンバイクになれてしまってなかなか心拍数が上がりにくくなっていたのですが、体のひねりを入れただけで心拍数が跳ね上がりました。当然、体温も上がりますし汗もガンガンかくようになります。

HIITを取り入れる

これはあまり体重減少とは関係ないように思うのですが、こもりきりなので心肺機能の低下が心肺です*1。そこでHIIT(高強度インターバル・トレーニング)を取り入れています。

具体的には30分間をLSD(Long Slow Disntance)でこいだ後、1分全力、1分ゆっくりを5セット繰り返し、さらに30分LSDという組み合わせです。

HIITも3か月目くらいですが、最近は明らかに最初の頃より息が上がりにくくなりました。心肺機能は向上しているようです。

もうちょっと体重を落としたい

もう何十年も太りすぎが続いています。さすがにこのまま老いるのはまずいので、この辺でいったん「そこそこ」の体重まで落としておきたいものです。

あと8kgmくらい落としたいなぁ。

 

*1:心肺だけに

秋キャンプ

キャンプに行ってきました。

単車の買い替え後、およびキャンプ道具の更新開始から3回目です。

今回はテントを一新しており、キャンプ道具の更新はこれで一息つきます。更新が終わるまでは同じ場所でキャンプをすると決めていましたが、今後は場所を変えて遊んでみます。

さて、ということで今回も朝霧ジャンボリーオートキャンプ場です。

天気予報では晴れだったのですが、当日は曇り。夜遅くから雨でした。雨のおかげで騒がしかったキャンプ場も静かに。

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野営地

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夜明けの富士 Ricoh GR III

ツーリング・キャンプでタープ、テント、椅子、テーブル、焚火台、スキレットとは大荷物ですが、この快適さを味わっていると引き算の荷物づくりは難しそうです。もちろん、ツーリング主体のキャンプの時は焚火台、タープ、スキレットを置いていくというやり方もあります。

当日の予報では富士宮の気温は最高24度、最低20度。標高800メートルなので5度ほど低いと考えて最低気温は15度くらいでしょうか。現地は曇り。

移動時はネルシャツの上に春夏秋のライダーズジャケット。設営時は蒸しましたが5時前の時点でだいぶ冷え、上からフリースと、ワークマンの綿パーカーを着込んでちょうどいいくらいでした。就寝は冬季用のシュラフで快適でした。

今後実はケース類は今回パンパンでしたのでさらに気温が下がる場合には防寒装備が入らないことになります。テントをリアシートに追い出すなどすれば場所は確保できそうです。もっとも、防犯や高速道路の安全性を考えれば、テントはケースにしまって、シートバッグに比較的安価な道具類を移す方が合理的ではあります。

 

残暑キャンプ

すでに先週の話ですが、キャンプに行ってきました。

場所は前回と同じく朝霧ジャンボリーオートキャンプ場です。

 

wakimiunten.hatenablog.com

 同じ場所とは芸がありませんが、前回書いたように私は「キャンプのためのツーリング」の経験がないため、慣れが必要です。また、キャンプ道具を取り揃えている最中なので、変更するパラメータを道具だけにしたいという気持ちもあります。

なれるためのキャンプですが、COVID-19騒ぎで9か月も間が開いたのは痛恨の極みでした。

さて、金曜日ということでこの広場は私を含めて3組でした。

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設営風景。この後、夜露と蒸気でえらいことに

よかったこと

今回は前回から大幅に時間が空いたことから随分キャンプ道具が増えました。写真にもありますが、タープを購入しています。これは大変快適。日よけにもなりますし、夜の間露除けになる安心感があります。一方で当日は雨上がりだったため、たっぷりと雨を含んだ土から蒸気が上がり、あっという間に裏側がびしょびしょになってしまいました。結構乾かすのが大変です。

それから前回と大幅に変わったのが焚火台です。折り畳みのコンパクトなものを買いましたが、おかげで前回のような手持ち無沙汰とは無縁でした。

購入した鉈と家に合った木槌を持っていきました。この二つも大活躍ですが、木槌は荷物としてはやや大きすぎます。次は金槌を持っていきましょうか。それともキャンプ用の安いのペグハンマーのほうがいいかもしれません。

作業用の皮手袋も、撒き割り、調理と大活躍でした。炭火をいじるトングも大活躍です。

まずかったこと

着火にてこずりました。事情があって薪を湿らせてしまったことも原因です(リアケースに入れて運んでいたら、薪がビールの缶を貫いてビールまみれに!)。今回は応急処置でガソリンン・コンロを使って木に着火しましたが、次回からは格好を付けずに着火剤をもっていきましょう。

また、焚火台の上が安定しないので焼き網が必要です。

今回の料理

ステーキに初挑戦。味付けは塩コショウですが、大変美味しかったです。スキレットは熱容量が大きいので、食事中冷えないのがいいですね。

翌朝の目玉焼きは焦がしてしまいましたので写真なし。

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ステーキ

星空

昼間は雨に降られたのですが、夜から晴れました。土星木星、月が等間隔に並び、なかなかの見ごたえです。

上弦の月が沈む時間にアラームをセットしたところ、満点の星空でした。季節的にややさみしいですが、西の空には沈む夏の大三角形を見ることができました。

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沈む夏の大三角Ricoh GR III, ISO 200, f 2.8, 4sec, カメラ内合成



 

スパイクシューズ的人生

古い付き合いの方はこのブログのタイトルが私の行動そのものだとよくご存じです。

私は自他ともに認める注意力散漫です。会議中もしょっちゅうほかのことを考えていますし、本を読んでいる間にほかの本に目が行くこともしばしば。楽しそうなことを見つけると本をたくさん買い込んで片っ端から読み、行動のための準備をするくせにいざ行動というその直前に他に興味が移る。だいたいこんなことの繰り返しです。

さて、勉強の話。

satoru-takeuchi.hatenablog.com

私の自分の好きなことしか長続きしません。というか、好きでも長続きしません。ですから仕事においてほとんど専門性というものを持ち合わせていません。よくて「ちょっと物知りなおじさん」程度でしょう。しかしながら、幸いにして、この30年間ずっと下り坂だった日本経済をしり目に何とか食いつないでくることができました。

振り返ってみるとその原因の多くは運のよさであり、付き合った人たちの好意でした。が、一方で場面場面で用意できた引き出しの数も助けになったように思えます。そして、それらの引き出しはほとんどが専門というより興味本位で学んだことです。30代のころには高校時代寝っ転がって読みふけったアマチュア無線とコンピュータの記事が助けになりましたし*1、最近であればツイッターやネットニュースを流れていく多くの技術的話題が助けになっています。

学生時代の先生の言葉に今でも鮮明に覚えている一言があります。

「丁字型の人間を目指してください*2

ここで丁の縦棒は専門性を深く掘り下げること、横棒は専門以外の知識を広く浅く身に付けることです。その先生がおっしゃるには

「科学技術は進歩していくので専門を変えなければならないことがあるし、専門外のことに対応しなければならないことがある。専門分野を深く掘り下げておけば、どの分野でも掘り下げ方がわかる。そして広く浅く知識を身に付けて置けば、自分の専門分野以外でも素早く対応できる」

ということなのです。

私の場合縦棒の掘り下げがいい加減なまま人生も黄昏を迎えようとしています。しかしながら、いろいろな分野・企業の勃興を横目に転職を繰り返して食いつなぐことができたのは、詰め込んだ浅い知識をさっと引っ張り出すことができたということも助けになっているようです。

件の先生には感謝しかありません。丁字型の人間にはなれませんでしたが、スパイクシューズ的な人間にはなれたように思います。

 

*1:「なぜ組み込みコンピュータのデータ受け渡しプロトコルとオーディオコーデックの圧縮とRF回路の話が全部できるのだ」とあきれられたことがある。担当者ほど理解しなくていいのならそれほど難しくない

*2:先生はT字とおっしゃったはずだが、字に書くとTではニュアンスが伝わらない

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