Windows10にはタスクビューという大変便利な機能があるのですが、どうも認知度が低いような気がします。ということで、ちょっとした解説記事を書きます。
Windows10のタスクバーには、下の図のような「タスクビュー」アイコンがあります。梯子のように見えるアイコンです。
このアイコンをクリックすると、現在開いているWindowの一覧と過去に開いた文書がまとめて表示されます。
マウスのホイールや画面右横のスライドバーを上下することで、どの時期に開いた文書を見るかも調整することができます。下の図はスライドバーで過去に開いた文書を見ているところです。
我々の文書作業には時間的な局所性があります。つまり、最近開いた文書はまた開く可能性が高いわけです。さらに言えば、
「えっと、昨日開いたあの文書、どこにあったっけな」
と探し回ることがとても多いです。そのため、開いている文書と過去に開いている文書をひとまとめに表示するこの機能は、たぶんここに書いている説明を読んで頭で理解するより、はるかに便利に感じるはずです。
この機能が一番力を発揮するのは、再ブート時です。一日の作業の終わりやWindows Update時にシャットダウンすることは多いと思いますが、再ブート後、シャットダウン前に開いていた文書を簡単に探し出して開くことができます。
お勧めの機能です。