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下穴、塗装

ゴールデンウィーク後半戦二日目は、引き続き机の制作です。今日は昨日引いた線に基づく下穴あけから、部品の組み付け、塗装を行いました。

 下穴あけは今回の作業で一番神経をすり減らしたところです。なにしろ木工の経験はおもちゃ程度のものが片手の指で足りる程度です。頑張ってお値段の貼る天板を買ったのはいいものの、ネジで締めて割ったとか、裏から表まで下穴が貫通した、などということが起きたら目も当てられません。

今回は下調べをして、下穴あけにピッタリのドリルガイドを買いました。このドリルガイドは金属製で、家庭用ドリルのアタッチメントとして使うことで、確実に垂直に、また、予め決めた長さだけ穴を開けるというすぐれものです。

これもなかなかのお値段ですが、ずっしりとした手応えと、精密に作られた工作物の質感は、工作好きの心を煽り立ててくれます。持つ喜びがある工具はいいですね。

写真:心躍る準備風景。中央の、国際救助隊が油田を締め上げるのに使いそうなぶつがドリルガイド。

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写真:ドリルガイドは2ピース構成です。ちょっと宇宙戦闘機っぽい。

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下穴を開ける上で重要なことは2つあります。

  • 適切な直径の穴を開ける
  • 適切な深さの穴を開ける

直径はあれこれ調べたところによると、ネジの呼び径*1の70%が適切とのこと。呼び径が5mmなら、下穴の径は3.5mmです。多少小さくても構わないが、大きいとゆるくなってダメだそうです。

下穴の深さを決めるには手順があります。

  1. ドリル・ガイドのチャックにドリル・ピット差し込んで締め付けます。
  2. 傷をつけても良い所にドリルガイドのベースを起き、ドリルの先端がちょうど当たるところまで静かにおろします。
  3. 黒い固定用リングを2つとも締めて、ちょうど先端が当たる位置を記録します。
  4. ネジを現物合わせして、深さ何ミリになるかノギスに写しとります。
  5. ドリルガイドの固定用リングのうち、一つを緩めてノギスに写した長さだけ動かし、再びリングを締めます。
  6. 反対側の固定用リングを緩めて、反対側のリングと同じだけ動かし、締めます。
  7. これでドリルがネジと同じだけ沈む設定になります。

文字で書くと3から6が面倒に感じられます。しかし、ドリルガイドのH型の移動子を定規がわりい使うことで、機械的な手順で正確にネジ深さを指定できます。案ずるより産むが易し。これは考えるよりもやってみるほうが簡単です。

写真:下穴の深さを設定しているところ。手順5の様子。

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今回は電卓が大活躍です。PCが目の前にあればExcelで計算するほうが早いですが、工作中にいちいち立ち上がってPCの前に行くのも面倒です。実はスマホにはHP-15Cのアプリを入れていますが、工作時は単機能の道具のほうがありがたいですね。

さて、一通り下穴を開けるのに、午前中いっぱいかかってしまいました。やり始めると、それほど頭は使いませんが、何しろ部屋が狭いので疲れます。

昼食を挟んで午後から塗装です。まずは脚と反り止めから。脚は塗装しやすいように立てています。立てるために座金を仮り留めしました。また、反り止めにはダンボールで支えを作ってなるべく塗りやすいように工夫しています。

写真:塗装にかかるところ。反り止めにダンボールの支えをあてがう前。

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塗装は2度ずつ行います。脚と反り止めに2回、天板裏に2回、天板表に2回です。ようするに、初めてなので練習台から始めて本番へと向かっています。

写真:天板裏の塗装がおわったところ。

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写真:天板の裏が乾いたところで脚の座金、PCホルダの取付金具、反り止め、重量物を吊るすための金具をネジ止めしたところ。

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途中、現物合わせの位置を間違えていたことが発覚し、下穴を開け直していますがうまいこと隠れて外からは見えません。また、塗装に使ったオイルステンの量がギリギリだったとか、足の部分は厚塗りしすぎたとか、それなりにトラブルはありました。が、概ね満足できる仕上がりになっています。

現在天板の表も塗り終わって乾かしていますので、明日は朝から本組み立てが始まります。

 

*1:ねじ山からねじ山までの直径