プロダクト・リカバリ

ThinkPad x230iのプロダクト・リカバリに躓いたので書いておきます。結果的には回復できました。
Thinkpad x230iには、OSインストール・ディスクや、プロダクト・リカバリ・ディスクは付属しません。こういったディスクはOSが起動しなくなったときに必須ですが、コストダウンのために削られる傾向にあります。代わりに、Thinkpadはディスクの一部を復帰用のリカバリ領域として使用し、いざとなったらこの領域からディスクを再構築できるようになっています。
とはいえ、この領域ごと壊れた場合にはどうしようもないため、Thinkpad Rescue & Recoverプログラムを使って、リカバリ領域のバックアップをとることができます。ややこしいですが、要するにUSBメモリリカバリ領域とブートプログラムを書き込んでおいて、いざとなったらThinkPadを丸ごと工場出荷状態に戻そうというわけです。USBメモリに焼くのはユーザーの仕事です。
ネットで調べてみると、結構な人がリカバリメディアの作成に失敗したと書いています。Lenovoリカバリ領域のバックアップを一回しか認めておらず、一回すると自動的に再バックアップ不能になります。コストダウンの付けをユーザーに回し、おまけにリスクまでしょわせて失敗したら有料サポートとは何だかなあと思いますが、x100eの時に15GBのUSBに書き込んでリカバリに成功しているので、今回もリカバリ・メディアを16GBのUSBメモリに作りました。
さて、あれやこれやアップデート、改造を施してようやく落ち着いたので、ぐちゃぐちゃになったHDDを元に戻しておくことにしました。128GBのSSDを抜いておもむろに製品HDDを差し、USBから起動してプロダクト・リカバリをかけます。ところが失敗するのです。なんで!?複数回試すもやはり失敗。ネットで調べたところIBMの古いページに「IOデバイスを勝手にディセーブルすると失敗するので、BIOS設定を初期化してみろ」とありました。信じて初期化するものの、やはりリカバリに失敗します。
しばらくうんうんうなって、はたと気がつきました。mSATAのメモリをなかに置きっぱなしにしています。元々ISRTのキャッシュ用に購入したmSATAのSSDを内部に組み込んだのですが、使えないため、普通のHDDとして使うべくフォーマットして入れっぱなしにしていたのでした。現在は、Windows 8とアプリケーション設定後の初期イメージをバックアップソフトで固めてmSATAにおいています。
取り外して再度リカバリに挑戦したところ、リカバリを開始しました。やれやれ、将来本当にトラブルに遭ったときにもまだ覚えているといいのですが。