Thinkpad x230i を買った

ThinkPad x230iを買いました。
「お前またか」
とあきれている方も多いと思います。はい。また無駄遣いです。
全回は2年前にThinkpad x100eを購入しました。その前は2009年にIdeapadを買っています。そもそもIdeapadを買ったのは組み込み開発で必要になる一種の変換ソフトを走らせるためのアダプタ代わりだったのでした。購入時には型落ち品で格安でした。その後、お役を解かれた後に使っていた茶の間でのネットアクセスが思いの外便利で、そうなるとIntel Atomではあまりにも遅くて苦痛だ!ということから、翌年には値段が急降下中だったThinkpa x100eを購入したのでした。この機種はデバイスに癖が強くて消費電力も高く、当時のブログを読み返すと落ち着かせるのに悪戦苦闘している様がわかります。
その後、Thinkpad x100eはネットをちょっと見る分には活躍していたのですが、悲しいかな現代的なOSはシングル・コアの手には負えず、しかも今度はラップトップでも開発したいと思うようになったため、結局次の機種を買おうと考えたのでした。
購入の候補としては、私がタッチパネル対応コンバーチブル機を検討していたのは、ブログの読者の皆様であればご存じの通りです。一台であれもこれも使おうと思ったのです。しかしながらいくつかの理由から通常のラップトップにしました。

  • Android Walkmanを情報端末として使うことが多くなった。その結果、移動中に使う端末は気軽さが重要であるとわかった。
  • Kindle for Androidによる通勤中の読書が思いの外便利。7インチ端末が広く受け入れられる理由がよくわかる。
  • CEATECはじめ、いくつかの機械でコンバーチブル機をさわったが、キーボードに妥協できなかった。

と言うわけで、キーボードに妥協できる機械を買いました。

Amazonで59000円…。x200シリーズというと押しも押されぬThinkPadの中堅ビジネス機ですが、それが6万円以下です。えらいことです。もちろん仕掛けはあって、

  • x230はコストダウン重視の作りになっている。
  • この構成だとIPS液晶ではないと思われる
  • Bluetooth非搭載
  • カメラ非搭載
  • 電池は4セル

言い方は悪いですが、底辺構成にすることでコストを絞り込めるだけ絞ったx200ラインがx230iです。基板と機構部品でプラットホームを作り、モジュール部品の交換でグレードを変える手法ですね。もちろん、これでいいやと思っているので買ったわけです。
現在、市場にはx230と前の世代のx220が混在しています。x230ではキーボードに大改造が行われたため、古くからのThinkpadファンからは酷く言われています。

いずれにしても、私には些細な問題です。アイソレーションキーボードに関しては、ネットにある意見の多くが使わずに文句を言っているとしか思えません。一番とんちんかんなのは「間隔の開いたキーなんかでまともなタイプができるはずがない」という意見です。きっとキートップが台形じゃないキーボードを使っているのでしょう。マイコンの黎明期にあったような無かったような気がしますが、今でもそれしか使っていないと豪語できるならたいした人物です。私は使いたくないですね。
Appleが普及させたアイソレーション・キーボードは確かにろくでもないがらくたのオンパレードですが、作り方によってはそれなりに使えます。一方、旧220のキーは古典的な形をしていますが、じゃぁ、ステップ配置なのかよ、とおじさんとしては突っ込んでしまいます。違いますよね。所詮ノートPCのキーボードなんて妥協の産物です。
7列配置にしても変化があったのはファンクションキーの配置だけです。要するにブラインドタッチでほぼ触らないキーの配置で騒いでいるだけで、私には理解し得ないことです。きっとブラインドタッチでF5とかScroll Lockを縦横無尽に打鍵するアプリケーションがあるのでしょう。私はそれは使っていません。
縁あって雑誌に記事を書いたりすることがあるため、キーボードには比較的うるさい方だと思っています。が、今回x230でのキーボード変更に関してThinkpadマニアがネットで語っている内容は、私にはほぼ役に立ちませんでした。結局私にとって重要だったのは以下のような点です。

  • キートップが円筒状にくぼむ加工がしてある。
  • 右手小指のキーピッチが狭くなっていない。

キートップのくぼみに関しては、x100eのキーボードで確認済みで、薄いキーボードであるにもかかわらず、結構いい気持ちで打てます。ほとんどのアイソレーション・キーボードではキートップが平坦であるため、自分の指の置き方が正しいかずれているか気を遣わなければならないのです。しかし、シリンドリカルに加工していると、指をおいた瞬間に指先で正しい位置からのずれを判定できるため、打鍵時の安心感が全く違います。
これに加えて12inchワイド液晶の余裕からキーピッチを等間隔にできているため、x100eよりさらに打ちやすくなっています。まだ届いたばかりですが、使い心地は上々です。
先週届いたthinkpadですが、昨日ようやくセットアップを始めました。最初に全部バックアップした後、Windows 8 proにアップグレードしました。1200円。購入時にはじめからWindows 8にするオプションもあり、純正ドライバやツールを考えるとそちらの方がいいのですが、今回はbit lockerを使ってパーティション全体を保護したいので、この構成にしました。
Intelチップセットなので特に問題なくあっさりインストール終了。アプリケーションの導入もすんなり終わりました。使い勝手は上々ですね。Windows8はOSのオーバーヘッドが取り立てて軽いので、快適です。ATOKを使うときに使い勝手が悪くなる欠点がありますが、これはOSのアップデートで解決されることを願っています。
現在、Skydriveを使ってデスクトップ機との同期をかけている最中です。これが終われば、両者の間のデータ構成がほぼ同じになります*1。当然、モダンUIアプリケーションについてはインストール終了時に勝手にデスクトップ機と同期が終わっています。あとは、VMwareUbuntuを入れるといった細かい話です。
ハードウェアについては上に書いたように最低構成にしています。これにもう4GB足し、mSATAのSSDをキャッシュとして追加することで、VM上でUbuntuを使うときの使用感を向上させて一段落と考えています。

*1:音楽データは同期させていない。様子見