クラウドに顔認識を教えるのだけはまずい気がする

今朝もテレビでやっていましたが、最近のソフトウェアは写真の顔の特徴を抽出して、同一人物の写真を集めることができます。どうするかというと「お袋の写真」「親父の写真」を集めるときに、自分で探すのではなく、コンピュータの検索ソフトをトレーニングするわけです。
「これらの写真はお探しの方ですか?」
「これとこれとこれは正しい。後は間違い」
みたいな事を繰り返すうちに、トレーニングの効果が上がって認識精度も上がるというわけです。
便利ですね。いい技術です。ただ、私はこれをネット上で行うことだけは抵抗を感じます。
何もかもクラウドになりました。そして、ユーザーの活動は何もかもネット上で統計量に変換されています。統計的なかな漢字変換というものがあります。検索エンジン上での人間の活動を元に仮名漢字変換辞書を作り上げるわけです。
あまり理解されていませんが、あらゆるものがネット化されているため、統計的情報をがっちりと集めることが可能になり、その結果、それまではできなかったことが急速にできるようになっています。
で、皆さんに尋ねたいんですが。
「本当にコンピュータに顔と名前を教えていいんですか?」
Google Picasaあたりで無邪気に顔と名前を教え込んでいいんですか?クラウドですよ。あまねく国々に分散したコンピュータが、みんなあなたやあなたの友達の顔と名前を知っているんですよ。コンピュータとカメラを接続させるだけで、Googleはあなたが世界のどこにいても追跡可能になるんですよ?
私はオーウェル的な被害者意識は大概笑い飛ばした口ですが、最近のクラウド化だけは、一部に不気味なものを感じています。