本を読んでいる最中に別の本に手を付けて、その本を読んでいる最中に別の本に手を付けて。決して最初の本をやめる気はないのですが、戻ってくるのに時間がかかる。そういう事って無いですか?わたしは、いまやらかしています orz
- 「ローマ人の物語」(賢帝の時代3)
- 「シャーロックホームズの冒険」
- 「毒入りチョコレート事件」
- 「理由あって冬に出る」
ローマ人の物語は今年の初め頃に大いに楽しみながら読んだのですが、地震で中断しています。夏頃復活したのですが、米澤穂信を手にしたのが運の尽きでしたかね。「シャーロックホームズの冒険」は「愚者のエンドロール」で紹介されており、また「愚者のエンドロール」は「毒入りチョコレート事件」へのオマージュになっています。米澤には同じく古典部シリーズの「手作りチョコレート事件」もあります。
さて、買った本を読まずにどんどん積んでいくことを積ん読と呼びますが、では、こんな感じに読みかけの本を次々中断して次の本を読むことはなんと呼べばいいのでしょうか。こういう状態を途中で放置したまま別の仕事に移り、終わったら戻ってくるといった行動を、プログラミングではネストと呼びます。いや、厳密な名称を与える必要は無いかもしれませんが。
- Nested Reading
かっこいい。かっこよすぎる。なんか読書上級者みたいじゃないですか。たんなるだらしない読者なんですけど。状態を途中で保存したまま、別の状態に移行するという動作に関しては、「プッシュ・ダウン・オートマトン」というモデルもあります。状態をプッシュダウンしておくわけですね。プッシュダウンしておく場所の事をスタックとも呼びます。
- Stacked Books
かっけー!すげえ高度な扱いを受けている本みたいです。だらしなく読まれているかわいそうな本なのですが。もうちょっと工夫してみましょうか。
- Books Pushed Down
妙にサイバーパンクな感じだ。