不惑より7年

近所の兄弟が喧嘩している。
兄が持っている物を使わせろと弟がだだをこね始めたのが原因。兄は、「欲しければ人の物をとってもいいの?」と何度も冷静に問いだすが、弟は使いたいと大声を出すばかり。やがて兄が大きな声で怒り出した。すると親が介入。兄をたしなめた。
40年前のフラッシュバック。
お兄ちゃんだから我慢しろ、と言うが、我慢したら弟のわがままが通るばかり。じゃぁと自分がわがままを通すと怒られる。一方で親は弟に「お兄ちゃんの言うことを聞け」とは言わない。弟はそれを知っているから、わがままをどんどんぶつけてくる。
なんだろう、この感覚。不惑をずいぶん過ぎても、自分の中で消化しきっていない子供の頃の何かが、まだある。