超新星爆発を前に備えておくべきこと

ベテルギウスって爆発するんじゃないの?という話は定期的に耳にします。なんにせよ、人類は超新星爆発の機構については仮説を除けば超遠方の爆発例でしか知らないわけで、詳しい観測の機会がないため、予測は困難です。爆発数時間前にはニュートリノ検出器が警報を出してくれるそうですけど。きっと世界中の研究所が色めき立つことでしょう。
なんにせよ、ベテルギウスが爆発すると満月くらいの明るさになるそうです。ただ、それが天球上の一点からもたらされるため、どんなダイヤモンドよりも強く美しく輝くことでしょう。嫁さんと見たいな*1
一方で、こんなイベントを体験できるのは人類のなかでもごくわずかです。派手な割に、歴史に記された超新星らしい爆発らしいイベントは数えるほどなのです。われわれが生きている間に起きるとして、極めて希有で、しかも世界中の人と斉しく共有できる大イベントですから、何らかの準備をしておくといいかもしれません。
以下、Twitterで思いついてつぶやいたことをまとめておきます。

超新星エネルギーで動くロボット
ベテルギウスの爆発が月の光くらいの明るさになるなら、月光で動くおもちゃを用意しておくと、それは超新星の光で動くわけです。いいじゃないですか、「超新星エネルギーで動くロボット」って、なにかすごく強そうですよ。
回折はおきるか
太陽も月も結構な視直径があるため、地面に映る物の影はぼんやりしたものになります。しかし、超新星爆発による光が(数学的な点ではないとはいえ)点光源になるのなら、地面に映る影は非常にエッジの鋭いものになるかもしれません。そして、ひょっとすると解析縞が映るんじゃないかと思います。街灯のあるところでは無理だと思いますが、空の暗いところで、木々の影が解析縞に包まれている様子なんて想像するだけでわくわくします。カメラを超新星にむけて露出をうまくすると、円形の解析縞が映るかもしれません。
マチュア分光
十分な明るさがあるのですから、プリズムを使った分光が可能ですよね。長時間露出して輝線や吸収線を調べて「これが水素、これがヘリウム」とやるわけですが、鉄より重い元素を見つけられたらヒーローです。だって、その元素は爆発時に合成されたものなのですから*2
超新星通信
2級アマチュア無線技士の免許を取って、低出力の電信トランシーバーを作っておきます。そうして大型の太陽電池をつけて、「ただ今超新星爆発エネルギーで通信中。空を見ていますか?」とやると楽しそうです。海外と通信するほど電力を稼げそうにないのが残念。
超新星で植物はどうなる?
明るさに敏感に反応する植物があるわけですが、たとえばもやしとかって超新星の光をおっかけますかね。微速度撮影で記録するとネタにはなりそう。

あと、前にも書きましたが、

  • 星影のワルツを踊る
  • プロポーズする

など、絶好のロマンティック・イベントです。プロポーズをベテルギウスが爆発するまで待てるかどうかは別として。
書いているうちに、何か用意しておきたくなりました。

*1:梅雨時とか太陽の方角とかは勘弁してほしい

*2:2世代目の恒星だとそうとも言えないかな