SSDへの換装時にはTrueImage home 2009を使わない方がいい

タイトル通りです。SSD買いました。もうすっかりだめ人間。
TrueImageWindowsのバックアップやWindows/LinuxのHDDクローンに安心して使えるツールで、私は長いこと使っています。ところが、TrueImage Home 2009は、パーティションアライメントをSSD用にはとってくれないことがわかりました*1
SSDの場合、内部で使われているNAND Flash ROMというデバイスの消去単位が、通常のHDDのセクターより遙かに大きく、128kB程もあります。また、書き込み単位も数キロバイトあります。このため、内部でソフトウェア・エミュレーションを行い、512バイト単位の書き換えが可能なHDDと同等の機能に見せています。
Windowsは以前から最初のパーティションを作る際、63セクタ目から始めていました。しかし、SSDのこの制限や、HDDのセクタ容量増大の動きを受けおいて、Windows 7では2048セクタ目からパーティションを切るようにしています。こうすることで、SSD内部のエミュレーション・オーバーヘッドを減らせるからです。
ところが、TrueImage Home 2009は、この点を一切考慮していません。そのため、パーティションのリストア時にも、HDDのクローン時にも、必ず63セクタ目から最初のパーティションを作ります。
実際には、SSD内部のライトバッファの大容量化のため、パーティション境界はそれほど騒ぐ種類の問題ではなくなっているようです。しかし、気持ちが悪いのは事実です。
試みにUbuntu 10.04に同梱されているgpartedを使って、パーティションの境界を調整できるか調べてみましたが、できませんでした。この制限は不合理に思えますが、どうしようもありません。
結局、一番いいのは再インストールです。ThinkPad x100eにはWindowsのインストール・ディスクがついていませんが、工場出荷状態へ戻すためのデータが内蔵されています。私の場合x100eには重要なデータをおいていませんので、ためらうことなく工場出荷状態に戻しました。DellのInspiron 580sの時には「320GB未満のストレージに対しては、工場出荷状態に戻せない」という制限があって頭をかきむしりましたが、x100eの場合にはそんな制限はなく、あっさり64GBのSSDを工場出荷状態に戻すことができました。
現在、SSDで使用しています。OS起動時間は半分強にまで短縮できました。アプリケーションの起動時間はさらに短縮されており、非常に快適です。

*1:つい最近TrueImage Home 2010が発売されています。それがどうかはしりません