昨年夏に買って、結構使えると書いたIdeapad S10eですが、だんだん使いにくさが目立ってきました。
もちろん、本体の性能は変わっていませんが、だんだん使い方が広がってきて限界が気になるようになってきたってところです。
本来予定していた使い方は終了
もともとこの機械を買ったのは、組み込みソフトの開発時に、ソフトウェアのビルドとデバッガのインターフェースを分離したかったからです。しかし、その後プロジェクトは順調に進み、今では分離が不要になりました。ということで、ネットブックは今では開発には使っていません。
ロケーションフリー
最近では居間で使うことが増えました。
ちょっとした調べ物をする場合にコンピュータが横にあると便利です。
また、テレビ番組を見ながら2chの実況チャンネルを開いておくと、退屈な場面にも飽きずにすみます。最近のゴールデンタイムのテレビ番組は単体では1時間見るに堪えないものばかりですが、実況でも見ながらなら、十分バラエティとして通用します。
ちょこちょこっとした書き込みも部屋を離れずにすみます。
入出力の両方で力不足
Ideapad S10eは標準的なネットブックですが、標準的であるが故に、限界はかなり低いところにあります。
まず、キーボードがどうしようもなく狭いという欠点があります。アルファベットのキーはかろうじて標準ピッチですが、特に右側のパンクチュエーションが致命的に狭いため、入力速度が上がってくると、長音符、句読点や読点を打つたびにエラーが起きてしまいます。
また、ディスプレイの縦の解像度の不足はドキュメント編集を著しく困難にしています。最近のソフトはメニューの下にずらずらとリボンを並べるインターフェースですので、縦の解像度の不足は使い勝手に大きく響きます。これは5月のESEC会場でプレゼンを急ごしらえした際に痛感したことです。
さらに、最初は気づかなかったことですが、LinuxでFirefoxを使う場合、タブが増えると急速に動きが重くなります。
ネットブック以外の選択肢が出てきた
私はキー入力の快適さ重視なのでiPadやAndroidによるスレートPCは選択肢に入りません。やっぱりPCですよ。人間古いし。
さて、PCにも最近になってネットブック以外の選択肢が出てきました。一つはAMD Athlon Neoベースの低価格ノート。もう一つはIntel Core i3ベースの超低価格ノートです。
Lenovo Notebook ThinkPad X100eシリーズ 11.6インチワイド液晶 ブラック 287637J
- 出版社/メーカー: Lenovo
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Lenovo G560シリーズ 15.6インチワイド液晶 ノートブック 06792HJ
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G560はノートPCの価格破壊と言われるモデルで、デュアルコア4スレッドのCore i3を擁する強力なコンピュータです。ディスプレイは15インチ。価格破壊と言われるだけあって、G560は5万円台で買うことができます。
まっとうな価格ならこの2機種を比較したとき、G560で決まりです。しかし、一つ問題があります。G560のキーボードは10キーを持っているため、パンクチュエーションのキーが詰まっているのです。私の場合、これでは買う意味がありません。
うーん。まだ買うかと言われるとそれほど真剣には考えていないのですが、買うとしたらX100eでしょうか。
追記:
CULVノートというカテゴリが出てきていました。低価格超低電圧CPUを使ったノートPC。
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- 発売日: 2010/02/13
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